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2月18日 猫の健康診断 [院長の独り言]

今日は 『猫の痤瘡(ACNE)』についてです。

自分の猫ちゃんの下あごの写真の部分を観察してみてください。

この青丸の部分に黒いゴマのようなものが毛の根元にびっしりとあると『痤瘡(ACNE)』の可能性があります。人間ではACNEというと『にきび』ですが、猫の場合も同様であり、原因としてさまざまの原因から毛包内に細菌感染が起きて炎症が発症し、細菌性毛包炎になることが原因といわれています。

一般には中~高年齢で多いといわれていますが、ペルシャ猫では写真の部分だけでなく、顔面全体に波及することがあるとも言われています。

写真の青い部分だけに黒いゴマがついているだけならよいのですが、症状が進行すると脱毛や腫脹、浮腫、膿瘍などがこの部分にできます。そうなるまえにきちんとした治療が必要になります。

治療を開始する前に、かならず原因となる疾患を検査し、その原因に応じて治療をすることが必要です。細菌感染が原因の場合は清潔にするために、シャンプー剤や抗生剤の内外用を使用して治療していきます。

結構な確率であごを確認するとこの『黒いゴマ』がついていることが多いのでみなさんも自分の仔で確認してみてください。

ち・な・み・に、モデルとなっている守君(僕の猫ちゃん)は、交通事故で病院に運ばれてきたときには、この部分は真っ黒でした(つまりゴマで埋め尽くされていました)。お腹の中には寄生虫もいたので、それを駆除し、かつこの部分を抗生剤の外用を使用して治療したところこのように最近ではきれいな状態を保てるようになりました。


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コメント 4

マコちん

はじめまして!福岡県で4月で14歳になる猫を飼っています。
質問させていただきたいのですが、年齢的にも健康診断を受けた方がいいのでしょうか?
黒いつぶつぶは見当たりませんでした!
by マコちん (2006-02-25 00:20) 

大矢動物病院

そうですね。なるべく、というよりも是非とも健康診断を受けてください。
というのも、猫ちゃんは10歳を過ぎると腎不全で死亡する確率が一昔前には全体の1/3にも及ぶといわれていたからです。
当院でも10歳以上の猫ちゃんには年1回の健康診断またはCATドックをお勧めしていますが、検査を実施した仔の1/2ぐらいで腎不全(軽度も含む)が認められています。また猫ちゃんでは甲状腺機能亢進症という病気も労猫になると認められることもあり、若年齢での検査とは比べ物にならないくらいの重要なものになります。
それぞれの動物病院の考え方があるとは思いますので、それぞれ担当の獣医師に相談して、検査項目(つまり尿検査・血液検査・ホルモン測定・ウィルス検査など)を決定してはどうでしょうか。
by 大矢動物病院 (2006-02-25 09:06) 

chamcham

たいへん参考になりました。
気になっていたので、先日、お湯をにじませたティッシュで拭き取ってあげたのですが、、、
診察してもらいます。
by chamcham (2007-01-17 01:29) 

大矢動物病院

chamchamさんへ。
あごのごまはついているだけでは病気とは僕も思いませんが、ときどきこの部分の皮膚病で来院される方で治療が必要なぐらいひどい状態になっている子がいます。気になることがあれば主治医にきちんと相談することが一番だと私は考えています
by 大矢動物病院 (2007-01-17 09:14) 

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